転職に必要な準備とは?企業への応募から面接、退職するまでを一挙解説
2018年5月25日 Posted by 編集部


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「転職しよう!」と思ったときに知るべきこと。転職の流れは?かかる費用は?
就活の経験があっても「いざ転職しよう」と思うと、何から始めていいか戸惑うものです。学生とは求められる基準が違えば、活動に費やせる時間も圧倒的に少ないのです。そこで、転職する時がいつ来てもいいように、一連の流れを確認しておきましょう。
まずは企業へ応募しないことには始まりませんが、闇雲に応募しても失敗は目に見えています。転職では一度社会を経験している故に重視される部分もありますので、昔の就職活動を思い出しながら改めて何がアピールできるかを考えてみましょう。
転職の準備(4)応募する
キャリアの棚卸をする
キャリアの棚卸とは、これまでの仕事の経験や身につけたスキルを把握することです。社会人経験を積んだ今、学生時代には無かったスキルが必ずあるはず。それを企業に印象深く伝えるには、一度じっくりと考え、書き起こしてみるのがよいでしょう。この時点で「アピールできることがない」と悩んでしまう人は多いのですが、自分の中にある基準を捨てて、経験してきたことをとにかく書き出してみることがポイントです。そしてキャリアの棚卸が終われば、早速書類作成に入りましょう。
履歴書をつくる
履歴書とは、自分がどのような人物か、過去の経歴や現在の状況などから示す書類になります。企業がそれを書かせる目的の一つに、保有資格や居住地から通勤時間、希望給与額など、最低限の確認事項をひと通り知っておくという意味合いがあります。
また、学歴と職歴を並べて年表のように示すため、企業は転職回数などの「気になる点」がないかも見つけようとしています。志望動機を簡潔にまとめる欄もありますので、すでにアピール合戦は始まっています。ちなみに、基本的に履歴書のフォーマットは決まりがなく、志望動機欄が大きいものも存在します。
職務経歴書をつくる
職務経歴書は、A4サイズ1~2枚に職務経験やスキル、自己PRなどをまとめるのが一般的な形式となり、フォーマットから自分で作成することになります。企業はこの書類によって主に以下のような点を見ています。
- 求める実務能力を満たしているか
- 仕事に意欲を持っているか
- 発揮できる強みを自覚しているか
- 転職目的が納得できるか
ここでも改めて資格や特技を記載するほか、実務で活かせるスキルもアピールできます。履歴書とただ内容が重複するよりは、書ききれなかった補足情報をもれなく伝えるようにしましょう。
転職の準備(5)面接を受ける
書類選考を通過したら次は面接です。面接の基本は新卒の場合と変わりませんが、社会人となってからの学びが強く問われます。書類での印象を下回ることにならないように、万全の準備をして臨みましょう。
面接の流れ
面接の流れは、自己紹介・経歴紹介→転職理由→志望動機→入社後の働き方や貢献イメージ→質疑応答というのが一般的になります。ただし、企業ごとに気になるポイントは違いますので、順番、項目ともにこの限りではありません。ネット情報や転職エージェントなどから面接の傾向を入手できることもあるので、事前に聞いて対策を練っておくのがよいでしょう。
よくある質問の答えを用意しておく
どこの面接でも聞かれるような質問に対しては、必ず準備をして臨むのが得策でしょう。そのときの注意点は、面接官の意図を汲んだ回答をすることです。
たとえば、「仕事で最も苦労したことは何ですか?」という質問はよくありますが、面接官は単なる苦労話を聞きたいわけではありません。そのときにどう考え、どのように解決したか、さらに今後どう活かせるかまで答えることを求めているのです。
失敗を乗り越えたストーリーや独自の視点を交えながら、具体性をもって述べられるように準備しておきましょう。
面接時のマナー
面接時の身だしなみ、言葉遣い、態度などの基本はしっかり見直しておくと同時に、一般的なビジネスマナーについても確認しておきましょう。なぜなら今在籍する会社でビジネスマナーを身につけたつもりでも、「その会社特有のもの」である可能性があるからです。それが他社ではNGなこともありますので、応募先の社風や面接の雰囲気などはネット情報などからできるかぎり仕入れておきたいところです。
転職の準備(6)円満に退職する
そして最後に、今の会社を退職するという気の重いミッションがあります。円満退職といきたいところですが、会社にとってはネガティブな出来事でしかありません。人によっては、かなりの時間と労力を要してしまうケースもありますので、退職の流れと心得をおさえておきましょう。
退職日の設定の仕方
退職は上司に意思表示をするところから始まります。そして相談、退職届の提出、仕事の引継ぎなどが続き、思いのほか時間がかかります。そのため、円満な退職にするためには2カ月前を目安に話を切り出すのがよいでしょう。
そして、転職面接では「入社可能日」について質問されることもありますので、以上のことを踏まえて日付を伝える必要があります。ここで大まかな予定を伝えるとともに、必ず入社する意欲を示すことを忘れないでください。
引き継ぎをする
退職日が決まったら、引き継ぎのスケジュールを作成しましょう。後任者と一緒にひと通りの業務を行えるのが理想ですが、その時間が確保できない、後任者が決まっていないというケースもあります。
そんな事態に備えて、あらかじめ準備しておきたいのが「引継ぎノート」です。ノートには業務の流れや要点、取引先別に注意点をまとめておくなどして、新入社員が見ても分かるように工夫できるといいでしょう。
なお、職場を去る前には担当業務の区切りをつけておくのも原則です。立つ鳥跡を濁さずの精神で、場合によっては早出や残業をしてでも責任を果たしていく姿勢が大切です。
年金や保険の手続きをする
年金や保険の公的な手続きは、基本的に総務担当が行ってくれます。ですが、自分に関する手続きである認識は持たなければいけません。円滑な処理をしてもらうためには、社員証や健康保険証の返却要請があれば速やかに対応しましょう。
そして特に気をつけるべきところが、源泉徴収票などの転職先で必要になる書類です。というのも、本来は退職した会社が必ず発行する義務があるのですが、残念ながら発行をなおざりにする企業もあるのが現実なのです。そのため担当者にお任せの姿勢ではなく、自分から確認するのが望ましいです。
以上で退職についてのポイントを挙げてきましたが、円満に退職する秘訣はとにかく「放置しない」こと。後任者や手続き担当者がスムーズな処理をできるように配慮することが後々、自分のためにもなるのです。
気分よく新天地へ行くことが今後の活躍につながる
転職が決まると気が抜けてしまう人もいますが、退職日まで全力でやり抜くことが大切です。 そうやって関わった人との関係を維持する技術も、今後キャリアを重ねていくうえで役に立つでしょう。以上をふまえて、転職活動にはぜひ前向きに取り組んでください。

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