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市役所職員ってどんな仕事?やりがいと大変さ、働き方や待遇まで解説

 2018年5月23日  Posted by  編集部

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住民票の発行手続きなどで誰もが一度はお世話になったことがある「市役所」。でも、そこで働く「市役所職員」が窓口業務以外にどのような仕事をしているかご存知ですか? 今回は、あまり知られていない市役所職員の仕事内容や、職員になるまでの道のりと働き方をご紹介します。

実はよく知らない!?市役所職員の仕事とは?

市役所職員が働く「市役所」の役割とは?

市役所職員の職場である「市役所」。みなさんも住民票を取りに行ったり、引越しをする時に転出届を出したりと、何かしらの手続きで1度は訪れたことがあるのではないでしょうか?

市役所の役割とは、大まかに言うと「その市に住む地域住民が日々快適に生活ができるようサポートする」ことです。上記の例に挙げたような住民票の発行についても「この人はこの市の住民であることを公的に保証します」という書類を出すことで、その人の身分を証明するサポートに繋がっているのです。

市役所職員には「事務系」と「技術系」がある

地域住民の生活をサポートすることが市役所の役割、ということがおわかりいただけたと思います。では、市役所で働いている職員たちは、具体的にどのような仕事をして私たちの生活をサポートしているのでしょうか? 市役所職員と一口に言っても、実は、2種類の職種が存在しています。

1つ目は「一般行政職」と呼ばれる、いわゆる「事務系」の職種です。私たちが市役所職員と聞いて、一番始めに想像するのはもしかするとこの人たちかもしれません。事務系の人たちは何年も同じ仕事をするわけではなく、一般的には3〜4年程度の周期で異動し、さまざまな部署で幅広い分野の仕事を担当します。具体的には下記のような仕事が挙げられます。

  • 窓口業務(戸籍・住民票などに関する手続きなど)
  • 産業振興(地元企業の支援、企業誘致など)
  • 防災(ハザードマップの作成など)
  • 福祉・教育の推進(生活保護の相談、教育施策の実行など)
  • 観光施策(花火大会、マラソン大会の運営など)
  • 広報(地域広報誌の作成、ホームページの更新など)

2つ目は「技術職」と呼ばれる技術系の職種です。具体的には土木、建築、化学、情報などの各分野において専門知識や技術を持っている職員のことを指します。事務系職員がさまざまな部署を経験するゼネラリストなのに対し、技術系職員はスペシャリストということです。たとえば水道局や農林水産や土木作業の技師がこれに当たります。

なお、事務系や技術系以外にも市役所には下記のような資格免許職、技能員、消防職などの職種も存在します。

  • 【資格免許職】
    保健師、獣医師、薬剤師、保健師、心理判定員、保育士、栄養士、看護師、学校栄養職員など
  • 【技能員】
    学校や保育所の用務員や園緑地事務所などの作業業務
  • 【消防職】
    消防士

市役所職員のやりがいと大変さは?

市役所職員のやりがい:地域住民とのコミュニケーション

市役所職員のやりがいは、なんと言っても地域住民の生活に関わる要望や困りごとを直に聞き、解決できたときに「ありがとう」という言葉を直接言ってもらえることです。

もちろん、住民が抱える課題や困りごとは多岐に渡りますので、それらを解決するための術や知識を日々身につける姿勢は必要不可欠となります。しかし、問題が解消し、市民の方が安心したり嬉しそうにしている姿を直接見られることが市役所職員には喜びとなるようです。

市役所職員の大変さ:誰でも公平にしないといけないジレンマ

市役所職員の大変さは「公正性」という観点が存在することでしょう。その市に住んでいる方達の生活をサポートするために、日々公平に市民に対して接しなければなりません。ゆえに、それが仇となってしまうケースも発生し、市民からのクレームとなってしまうこともあるようです。

たとえば、Aさんが自宅からゴミ捨て場までの距離が遠く、ゴミ出しが大変だからゴミを取りに来てくれないかという要望があったとします。Aさんは健康に生活している人なので、その要望にはもちろん市としては応えられません。

他方、足が悪くご高齢のBさんに同じことを頼まれたとします。市役所としては「今回は特別ですよ」と一度切りの対応とせざるを得ないのです。心情としては、毎回やってあげた方がいいことはわかっていながらも、対応が頻繁になるとAさんとの対応に差が出てしまい、公平さに欠けるからです。

もちろん、福祉などの観点からBさんをどうにかサポートすることはできないかという対応は行われることになるでしょう。このように同じことを要望として出されても、市民一人ひとりの状況に合わせて、公平かつ適切な対応を考え実践していかなければならないところが市役所職員の大変さと言えるでしょう。

市役所職員になるには?

市役所職員になるには採用試験への合格が必要

では、市役所職員になるには、どのような方法があるのでしょうか? ほぼすべての市役所で毎年1度、春先から秋口にかけての期間で採用試験を実施しています。試験内容は筆記試験、論作文、面接など受験する自治体や職種によって内容が異なります。

事務系職種を受験する場合は特別な資格は必要ありませんが、技術系職種や資格免許職を受験する際には、受験資格に「職務遂行に必要な資格を取得見込みであること」など資格を持つことが仕事をする条件であることが明記されていることが多いです。

一般に採用試験は難易度別に下記のとおり区分されています。

  • 上級 : 大学卒業程度の能力を前提
  • 中級 : 短大卒業程度の能力を前提
  • 初級 : 高校卒業程度の能力を前提

※自治体により試験区分を「Ⅰ種」「Ⅱ種」「Ⅲ種」あるいは「大学卒業程度」「短大卒業程度」「高校卒業程度」と呼び方が異なる。

これらは受験資格を表すものではなく、試験の難易度を指し示す名称です。なので大卒者でなくても受験資格を満たしていれば上級や大学卒業程度の試験を受験できます。また、自治体の中には、社会人を対象とした試験枠や「特別枠」と呼ばれる採用試験を設けているところもあります。

自治体ごとの過去問題が書店で販売されていることもあるので、参考書と問題集を購入して筆記試験の対策をします。あるいは公務員になるための予備校があるので、費用はかかりますが絶対に合格したいという人は講師と一緒に試験対策をするのも手でしょう。出題範囲も広いため、市役所職員を目指す人は早め早めの対策が必要となります。

実際の働き方は?市役所職員の給料・勤務時間・休日は?

市役所職員の給料

総務省が発表している「平成29年 地方公共団体別給与等の比較」によれば、政令指定都市の中で最も高かったのは北九州市の398,496円/月であり、最も低い札幌市は341,936円/月と、その差は実に5万円以上もあります。

基本的な職務内容には違いはありませんが、勤める自治体や職種などによっては手当がついたりするので給料には違いがあるのです。自分が受験を希望する自治体はどのくらい給料がもらえるのかは、採用試験を受験する前に確認しておきたいところですね。

市役所職員の勤務時間

市役所職員はみなさんがイメージしていらっしゃるとおり、基本的には平日週5日出勤で、始業と終業時刻がきちんと決まっている仕事です。8:30〜17:15ぐらいのところが多いかと思います。「公務員は定時で帰れていいよなぁ……」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は最近はそうでもないようです。

2013年に独立行政法人労働政策研究・研修機構に掲載の「公務員の働き方と就業動機」によると、公務員と民間で働く労働者の労働時間比較においては、民間企業の男性、公務員の男性、公務員の女性、民間企業の女性の順で労働時間が長いという結果が出ています。市役所などで働く公務員だからと言って、定時上がりが実現できているかというとそうではないようです。

残業がどの程度発生するかは、所属する自治体や部署によっても異なって来ます。実際に市役所勤務の人が知り合いにいる場合には、その人に状況を確認するのが最も手っ取り早いでしょう。

市役所職員の休日

市役所職員は基本的に、土・日・祝日、年末年始が休日となります。しかし、職種によっては土日出勤が発生する部署もあります。特に観光などにかかわる部署では土日にイベントが開催されるケースも多々あるため、休日出勤で時間外手当が支払われたのち、代休取得が可能となります。

所属する自治体や部署にもよりますが、市役所職員は民間企業などと比較すると休日や休暇は取りやすく、ワークライフバランスを大切にしながら働きたい人にはおすすめです。1年当たり20日の有給休暇に加えて、妊娠・出産、慶弔などの場合の特別休暇、育児休業、介護休暇制度なども整っており、取得に対してのハードルや雰囲気は民間企業よりも低いところが多いでしょう。

民間企業より充実している!?市役所の研修制度・福利厚生

研修制度

入庁前の研修も手厚く、同期の仲間同士が交流する機会を設けてくれる市や、主体性を育むことを意識したワークショップなど、内容は入庁する市によってさまざまです。ベンチャー企業や民間中小企業に入社すると、研修がなかったり突然仕事を任されたりすることも多くありますが、市役所勤めではしっかりとステップアップするための制度が整っています。

(参考:川崎市職員採用案内)

入庁後のサポート

入庁後も研修やサポートを充実させている市が多いようです。たとえば川崎市では、育成担当者が1年間つきっきりで1対1のサポートを行います。調布市では派遣研修や特別研修など目的に応じた研修があり、適宜参加することが可能です。

そのほか、市のホームページには入庁まもない職員の座談会や10年職員として勤める人のインタビューなど、具体的な入庁後のイメージがわかる情報が豊富にあります。いずれも職員としてのモチベーションを維持するための取り組みのひとつだと言えるでしょう。

(参考:川崎市職員採用案内調布市職員採用案内)

福利厚生

健康診断など健康管理に関わるものから、レジャー施設の割引などさまざまなものがあります。病気やけが、出産などの際には手当金や給付金をもらうこともできます。民間企業のような特色のある福利厚生ではなく、長く働き続けるために役立つ福利厚生が受けられると考えておくと良いでしょう。詳しい条件や取り組みは市によって違いますので、採用案内を確認してみましょう。

(参考:札幌市職員採用案内花巻市職員の福利厚生)

市役所職員と県庁職員の違い

仕事の大きさ

市役所職員と県庁職員の大きな違いは、扱う対象が違うことで業務の規模が変わることです。市役所は市民を直接サポートしますが、県庁はその市民が生活する基盤を整えることがメインの業務になります。

戸籍住民登録や各種登録の窓口を担当するのが市役所職員で、市と国の間を取り持つのが県庁職員と考えるとわかりやすいかもしれません。いずれも国民が生活を維持していくために必要な仕事ですが、扱うレイヤーが違うのです。

働く場所

働く場所はそれぞれ市役所職員は市役所、県庁職員は県庁です。働く場所が違うことによって変わることとして挙げられるのは、市民と直接やりとりをする機会です。市役所ではクレームを聞き受けることもひとつの業務となっていますが、県庁にはそういった声が直接届くことはありません。一方で、県庁は仲介に入る業務がほとんどとなるため、誰かから感謝を伝えられる機会が少なくなります。

試験の難しさ

県庁では論文試験などが追加されるケースがありますが、いずれも面接試験を重要視する点では共通しています。また、筆記試験の有無による合否の差は覚悟しましょう。県庁の場合、偏差値60~65程度の人が合格しやすく、ある程度学歴の高い人が集まる傾向があります。合格ラインによって市役所勤めか県庁勤めかを選択するのではなく、職務内容で判断することを勧めますが、県庁のほうが合格が難しいことは念頭に置いておきましょう。

地域のために働きたい想いのある人におすすめの職業

市役所職員の仕事についてやりがいや大変さ、働き方もご紹介しました。試験に合格しなければならない大変さはありますが、「地元のために貢献したい」「地域の人たちの役に立ちたい」という想いがある人にはぴったりの職業です。検討してみてはいかがでしょうか?


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ニーガタのオーモリ。既婚29歳の派遣事務とライター業。大学院まで運動生理学が専門、卒後は研究員として働く。キャリアに興味があり、人材紹介会社で1年営業をする。キャリア、教育、スポーツ、研究界隈が好き。近頃は「やってみるをやってみる」実行中。

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