第二新卒にグループディスカッションはある? 選考方法は?
2017年12月3日 Posted by 編集部


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第二新卒の転職に興味はあるものの、新卒就活の苦労を思い出すとためらってしまう……。とくにグループディスカッション(GD)ときたら背筋が凍る思いですよね。では、第二新卒のGDにコツはあるのでしょうか。そもそも第二新卒の採用方法とはどんなものでしょうか?
グループディスカッションとは?
新卒就活の記憶が薄れているという人のために、グループディスカッションについておさらいしておきます。グループディスカッションとは、5人から8人程度の採用候補者でグループをつくり、1つのテーマについて議論し、その過程を評価する採用方法です。
なお、グループディスカッションと誤解されやすい「グループ面接」は、あくまで個人に対する面接を行うために、会場に複数人の候補者を集めて行うものです。採用候補者同士の議論はありません。
第二新卒の面接にグループディスカッションはない?
さて、第二新卒の採用にグループディスカッションはあるのでしょうか。
結論から言ってしまえば、第二新卒の採用にグループディスカッションを取り入れている企業は多くありません。ほかにも、第二新卒と新卒の採用試験には次のような違いがあります。
第二新卒には……
・エントリーシートがない
・筆記試験がない
・面接回数はあまり多くない。役員面接が無いことも。
代わりに次のような選考過程をとる企業が多いようです。
・職務経歴書を提出する
・現場の担当者やマネージャークラスとの面接
拍子抜けしたかもしれません。新卒就活のときに比べて、第二新卒では踏むべき手順が大幅に少ないのです。
この選考過程の違いは、ひとえに応募者の人数が新卒と第二新卒で全く異なるという点にあります。新卒採用は大学生が同時期に大挙して応募するため、採用側に大きな負荷がかかります。そこで「効率的に振り落とす」という観点から、一度に多くの人数を選考できるESや筆記試験、グループディスカッションが取り入れられているという側面があるのです。
また、第二新卒は多少なりとも社会人経験や業務経験があるため、個人面接をしながら業務についてのすり合わせを行うほうが効率的、という背景もあるようです。実際、厚生労働省の資料によると、第二新卒枠採用は中途採用ほどではないといえ、業務経験が重視される傾向にあります。
第二新卒は最低限の業務経験があること、社会人としての最低限のマナーがあること、を前提として選考が進むのです。そのぶん、個性や能力、意欲やポテンシャルをじっくり見極めて採用してもらえるともいえます。
もしもグループディスカッションがあった場合、第二新卒はどう振る舞うべき?
これまで見てきたように、多くの企業では、第二新卒と新卒の選考過程は大幅に異なります。とはいえ、一部の人気企業や専門知識が必要な職種、卒業3年間は新卒枠で応募できる企業などでは、筆記試験やグループディスカッションによる選考が実施されるケースもあります。
それでは、第二新卒はグループディスカッションでどう振る舞えばよいのでしょうか。
ディスカッションの内容自体は、新卒のものとそう大差はありません。共同作業や議論の過程で、協調性や提案力を試すものです。したがって基本的な振る舞い方については、次の記事が参考になるでしょう(参考記事:GDの苦手を克服しよう!おさえておくべき5つのポイントは)。
加えて、第二新卒ならではの、身につけておきたい視点があります。当日のディスカッションがもし業務のミーティングならどう振る舞うべきか、という考え方です。企業は第二新卒に、業務経験があることや、ビジネスの基礎ができていることを期待しているからです。たとえば、議論のメインで検討されているプランAを尊重しつつも、Aが想定を外れた場合のために自身の業務経験にもとづくプランBを用意するなんてどうでしょうか。ただし、自分の経験をあまり一般化し過ぎないようには注意しましょう。
また、新卒に交じってグループディスカッションをする場合も考えられます。そのような場合は、次の点に注意するといいでしょう。
グループディスカッションの導入部などにおいて、他の候補者が大学名を名乗っているのならば、あなたもそれに合わせて、大学名を名乗った方がよいでしょう。逆に、候補者が特に大学名を名乗らないのならば、あなたも名乗る必要はありません。つまり変に悪目立ちしない方が無難ということです。そんなところで差をつけようとするのは止めましょう。
新卒者がリクルートスーツで参加しているからといって、同じでなければいけないということはありません。落ち着いた色(黒や紺、ダークグレイなど)で無地のスーツなら無難でしょう。あまり派手な柄の入ったスーツや、突飛な色のスーツは避けるようにしてください。上にも書きましたが、グループディスカッションでも、面接でも悪目立ちして良いことは何もありません。むしろ落ち着いた所作で、既に就業経験のある社会人としての差をアピールできるようにした方が有利です。
このように、第二新卒の選考過程は新卒と異なるため、選考回数などの面では負担が少なくなっています。選考方式について思い悩むよりも、企業が第二新卒に求める資質とはなにかをじっくり考え、あとは思い切って第一歩を踏み出してみてください。

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