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マネージメント=管理ではない?本当の役割と現代に期待されること

 2018年7月10日  Posted by  編集部

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マネージメントと聞くと、どのようなことをイメージするでしょうか。直訳すると「経営」「管理」を意味しますが、実際に何をすればよいのかイメージしにくい言葉でもあります。しかし、マネージメントは会社にいると頻繁に聞こえてくる言葉であり、マネージャーという役職も存在します。

ではマネージメントをするときに、何を意識すればよいのでしょうか。売上や人をただ「管理」すれば良いわけではありません。そこで、この記事ではそのマネージメントの意味や役割について紐解いていきしょう。

マネージメントの3つの役割

マネージメントの概念は、経営学者ピーター・ドラッカーが生み出し、生涯にわたって研究していたことでもよく知られています。彼によるとマネージメントには3つの役割があるそうです。以下、それらについて解説していきます。

第一に、自らの組織に特有の目的と使命を果たすこと。
第二に、仕事を生産的なものにして働く人たちに成果を上げさせること。
第三に、自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題解決に貢献すること。

自らの組織に特有の使命を果たす

まず1つ目は、自分の組織特有の使命を果たすこと。たとえば企業では、他社にマネできない独自の商品やサービスを世に出し、利益を挙げることがその一つです。そこで他社と同じであることに甘んじず、「自社にしかできないこと」で利益を上げる、そして最終的に社会に貢献していくという姿勢が欠かせません。

仕事を生産的にして働く人たちに成果を上げさせる

しかし、利益を出していても社員がやりがいを感じなければ、仕事の質も下がりますし、職場の雰囲気もお通夜のような状態になります。機械的に働かせ続けるだけではただの過剰労働にもつながるでしょう。

すなわちマネージメントの役割は、社員をルールで縛りつける事ではなく、生産的な仕事を通じて、一人一人が「自分の能力を活かせている」と実感させることです。そのためには、やる気がないように見えても個人を抑え込まず、むしろ対話によって意見やアイデアを聞くことのほうが大切でしょう。

自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題解決に貢献する

3つ目は、事業を通じて社会に価値を提供すること。これを実現するためには、事業が社会のどんな課題を解決するのか、それを通じてどんな価値を提供していきたいのかを考え、メンバーと話し合っていくことが必要です。社会的に意味のある行いでも、全員がそのビジョンを共有できていなければ事業も上手くいかないでしょう。

会社は利益が出ているだけでは人が辞めてしまい、人を大切にしていても利益が出なければ共倒れです。また、社会的に役立ちそうでも、利益に繋がりにくく、やりがいを感じない事業となれば実現は難しいでしょう。つまり、以上のどれか一つだけでは上手くいかず、社会、組織、人の3つのつながりを意識し、バランスを取ることがマネージメントの大切な役割といえます。

マネージメントとは現在と未来を”どうにかこうにか”すること

マネージメントとは現在(短期)と未来(長期)のバランスをとることが、大きな役割と言えます。マネージャーとして1つの仕事や事業をみるときにも、この視点で捉えてみると、やるべきことが見えてくるかもしれません。以下で詳しく解説します。

現在:既存のものを最適化する

「現在」に対するマネージメントとは、既存のものを管理し、最適化を図ることです。既存のものとは、すでに世に出している商品やサービス、会社のいる人、業務分担などです。そして最適化とは、たとえば、効率化によって業務量を減らすこともその一つでしょう。

一般にイメージされているマネージメントは、この現在に対するものが強いかもしれません。言い換えれば、多くのマネージャーは目の前のことを何とか管理し、現状の改善だけに集中しがちともいえます。

未来:新しいものを創造する

しかし一方で、マネージャーは現在の最適化によって生まれた資源を、新しいものの創造に向けなければいけません。ときには成果の小さい分野を捨て、成果の大きい分野に資源を投入する。いわば起業家的な活動もマネージメントの一つです。

つまり短期的な視点(現在)、長期的な視点(未来)をもつということです。もちろんマネージャーの役職に限りませんが、その両方に目を向け、バランスを取ることもマネージメントの役割ということですね。

マネージメントの役割は管理することではない

以上からわかるように、マネージメントの役割は従来イメージされるような「ただ管理をすること」ではありません。実際、仕事の現場でマネージャーに上がってくる課題は、部下やメンバーが考えても判断できなかったものということ。AとBの判断があるとしたら、どちらを選んでもメリットとデメリットに差が無いようなことばかりです。

そのため、マネージメントとはただ現状を管理するだけではなく、未来に起こりうる課題も見据えて、”どうにかこうにか解決すること”が求められているといえます。

現代のマネージメントにはリーダーシップが強く求められる

マネージメントと対比するようによく用いられるのが「リーダーシップ」です。マネージャーはヒト・モノ・カネを管理する人、集団の中でバランスを取る人というイメージを持たれているのに対し、リーダーといえば将来のビジョンを示す、集団を引っ張るというイメージがあります。

ですが、現代のマネージメントにはリーダーシップが強く求められるといます。その理由を解説していきます。

マネージメントとリーダーシップの違い

まず、従来のマネージメントとリーダーシップの違いを確認しておきましょう。さまざまな見方がありますが、組織での役割でいえば以下のようなものがあります。

マネジメント(従来)

目標や目的の達成
維持
調整

リーダーシップ

ビジョンを示す
模範
整備

従来のマネージメントは目標達成のために、「いつ、どのように物事を進めていくか」を計画し、実行していきます。その過程で、メンバーのモチベーションや健康などの管理・維持、そして人員不足やトラブルが発生したときには周囲の協力を仰ぎながら調整しなければいけません。

一方でリーダーシップは、組織やチームの将来のビジョンを示す役割があります。他にもチームメンバーのお手本となったり、集団で行動していくための体制づくり、組織全体のルールを作るなどもしなくてはいけません。

つまり、全体の方向性を示して大枠を整えるのがリーダー、それを踏まえて具体的な計画、方法を考え、周りと調整しながら実行するのがマネージャーというのがこれまでの認識でした。以上のように見ると、この2つの役割は別物であるかのようにも思えます。しかし、現代はマネージメントにこそリーダーシップが必要と言われています。

従来のマネージメントは人がやらなくなる?

今は働き方改革などの時代の流れもあり、業務の効率化を図る企業の動きも広まっています。しかし、仕事量そのものを減らすのは難しいこともあり、代わりの労働力としてAI(人工知能)への期待が高まっています。

すると、今度は「AIが人の仕事を奪われる」ことに危機感を感じる意見も増えてきました。とくに従来のマネージメントはAIの得意分野。たとえば、ヒトやカネなどの資源を配分する役割がマネージメントにはありますが、大量の情報を分析し、すばやく最適解を導くのは人よりAIのほうが圧倒的に速くて正確です。

なぜ今、リーダーシップが求められているのか

つまり、従来のマネージメントの考え方ではAIに取って代わられてしまうという可能性もあるということです。そこでリーダーシップを身につける必要が出てくる、というわけです。人間的な魅力で人を先導したり、勇気づけて動いてもらうといった役割はAIでは不可能なのですから。

もちろん、マネージャーはチームのリーダー的な役割もあるため、もともと一定のリーダーシップは必要でしょう。しかし、今後も生き残れる人材となるには、いっそうのリーダーシップが求められるということです。

結論、これからはマネージャーかつリーダーになろう

これまでのマネージメントには維持管理、調整役などの意味合いが強くありました。しかし、組織の中で価値ある人材となるには、今後AIに奪われない部分、つまりリーダーシップの意識を高める必要がありそうです。

リーダータイプではない方は、転職面接でも調整能力のみをアピールしがちですね。そこに小さなもので良いので、リーダーシップを発揮した経験を加えると、今後必要とされる人材にマッチしやすいかもしれません。


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