キャリアアップマガジンTOP  >   第二新卒で銀行への転職は可能?採用基準は?

第二新卒で銀行への転職は可能?採用基準は?

 2017年12月18日  Posted by  編集部


銀行への就職は、新卒、中途問わず人気ですが、新卒と中途で気をつけるポイントは違うのでしょうか? 会社ごとの特徴から応募できる職種、合格の可能性まで合わせてご紹介いたします。

第二新卒で選ぶなら?まずは銀行の種類と採用状況をチェックしよう

「銀行」とひと口に言っても、規模や特徴ごとにさまざまな種類があります。まずは、銀行の種類と採用の傾向について見ていきましょう。

・メガバンク

都市銀行の中でも、預金残高が莫大な銀行をメガバンクと呼びます。日本では長らく、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループの3大メガバンクの体制が続いています。

2017年12月時点で各行とも第二新卒採用は行っているものの、3大メガバンクで32,000人のリストラを行うとの報道もあり、転職活動はかなり難航することが予想されます。

・都市銀行

法的な基準はありませんが、東京・大阪などの大都市に本店を構え、広域展開している銀行を指します。以前は13行ありましたが金融ビッグバン(※)以降に再編・統廃合が進み、現在は、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行の4つが都市銀行とされています。

採用についてはメガバンクと同じような状況で、募集はしているものの先行きは不透明。ただし、三井住友銀行とりそな銀行では採用HPで第二新卒を採用することや、応募条件として第二新卒までを打ち出しており、他2行と比べると可能性が高いと考えられます。

※金融ビッグバン:金融市場を活性化するため橋本龍太郎内閣が1996年に打ち出し、2001年ごろまで行われた大規模な金融制度改革

・地方銀行

一般社団法人全国地方銀行協会の会員となっている銀行で、第一地方銀行とも呼ばれます。横浜銀行(神奈川県)、千葉銀行(千葉県)、七十七銀行(宮城県)など大多数の加盟行は、その本店所在府県で最大規模の金融機関となっていて、地域経済にも大きな影響力を持っています。

第二新卒も含めた中途採用を行っていないか、または、金融業界の経験者のみの採用をしているところがほとんどで、入行するのは極めて厳しい状況です。

・信託銀行

銀行に認められた「銀行業務」に加え、金銭や有価証券の運用や管理といった「信託業務」と、不動産仲介や証券代行、相続関連業務といった財産の管理・処分等に関連する「併営業務」ができる銀行のことです。

※信託:所有する金銭や土地などの財産を、自分自身や受益者のために、信頼する人または専門家(受託者)に託し、運用・管理を任せる法的な枠組み

銀行によっては異業種からの転職を歓迎しているため、地方銀行と比べると応募のハードルは低いと言えます。

・投資銀行

証券取引免許をもつ金融機関の通称です。銀行だけでなく、証券会社やM&Aに特化した会社、また日本政策投資銀行も、これに該当します。

銀行系の投資銀行は都市銀行とイコールになっており、採用は厳しい状況です。一方で、証券会社やM&A専門の会社はかなり積極的に採用を行っており、たとえば野村證券では、同社で働いたことのある人を呼び戻す「勤務経験者向け」の採用も実施するほど、たくさんの人材を求めているようです。

第二新卒で銀行の一般職への応募はできる?


銀行では通常、「総合職」と「一般職」に分けて採用されます(呼び方は各行によって違ってきます)。

・総合職

いわゆるエリートで、将来の幹部候補となる職種を指します。将来の幹部候補ということは、言い換えれば銀行を運営していく経営陣の候補であるということです。そのため、よりたくさんの経験を積ませるために、一つの部署にとどまらずさまざまな部署に配属されることが多く、転勤は必ずと言っていいほどあります。

仕事の幅も広く、ほかの業界の同年代と比べると職責も大きいですが、都市銀行、メガバンクであれば1年以上の海外研修があったり、初期の給与も高く設定されているなど、ここでしかできない経験や、人から憧れられる要素が多いのが特徴です。

・一般職

 

基本的には、銀行口座の開設や振込や納税など窓口業務を行う職種のことです。窓口が開いているのは9時〜15時だけですが、当日に行った入金伝票や出金伝票などすべての帳簿の額と機械に表示されている額を一致させる必要があり、1円でも合わなければ深夜まで残業することも珍しくありません。

転勤や異動がほぼないので、女性が多い職種ではありますが、男性の応募ももちろん可能です。総合職と比べると、金融業界での経験や資格が必要でないことが多く、チャレンジしやすいと思います。

銀行の第二新卒採用基準は?


最後に、第二新卒の採用基準を確認しておきましょう。ただし、以下に記載したのはあくまで傾向なので、応募の際はかならず求人情報や会社HPなどを確認してくださいね。

・未経験でも可能か?

第二新卒と明記して募集をかけているところは、銀行や金融業界での業務経験を必須としない「ポテンシャル採用」の形をとっている会社が多いようです。ただし、育てる余裕がなかったり、即戦力を欲しがる傾向にある地方銀行では、最低でも金融業界の経験や証券外務員、ファイナンシャルプランナーといった資格が条件になっているところもあります。

・社会人経験年数は?

第二新卒も中途採用の一種なので、当然ですが、社会人経験は求められます。ただし、経験年数まで指定しているところは少ないようですので、1年未満でもチャンスはあります。なお、メガバンクでは契約社員からのスタートになるところもありますので、注意が必要です。

・求める人物像は?

銀行のカラーによって、能力や性格面で求める資質は変わってきますが、「誠実であること」「成長意欲が高いこと」の2点が共通しているようです。お金を扱う仕事という意味では誠実さは必須ですし、将来の幹部候補である総合職ともなれば、成長意欲がないと会社の成長にも繋がらない、というわけです。

まとめ

今回の記事では書けませんでしたが、銀行は1800年代、1900年代初頭から続いている老舗も多く、その分、企業ごとに特色や社風が大きく変わってきます。応募する銀行を決めたら、まずはその銀行へ足を運び、行員の様子や髪型、スーツやネクタイの色なども、ぜひ確認しておいてください。面接の時にも役立てることができます。


Rebe career 編集部

Rebe career編集部です。若手ビジネスパーソン向けに、スキルアップの方法論や今後のキャリア選択の参考になる良質なコンテンツを毎日配信しています。

関連する記事

”初めて転職”で不安な方へ。
20代の転職に強いキャリアエージェント

近々相談したい(登録1分)