職場はともに働く人が大切!転職と人間関係の深いつながり
2018年7月6日 Posted by 編集部

人間関係が原因での転職や、転職後の人間関係のトラブルは意外と多いものです。転職と人間関係の関連性をご紹介するとともに、転職後の人間関係でのトラブルを避ける方法などをピックアップします。人間関係に関わる転職について悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
目次
意外と大切な職場の「人間関係」
転職するとき、あなたはどのようなポイントを重視しますか?
「2014卒就活調査(Jobweb調査)」では、就職先を選択するときに重視するポイントとして「雰囲気、社風(70.8%)」がもっとも高い割合を占めるという結果が出ています。給料や理念などの項目よりも重要視されているのは、ともに働く人が作り出す社風だということが印象的ですね。
自身が働く場所を人間関係で判断することは、実は多くの人が自然と意識していることなのです。
人間関係が理由で転職するのはOK?
現状を分析して、改善策があるか考えてみよう
一言で「人間関係」と言っても、さまざまなトラブルが考えられます。たとえば、上司とコミュニケーションが取れない場合、自分の伝え方に何か不足があるときと、単純に上司との相性が悪いときがあります。
前者であれば、時間のないときの確認は避ける、できるかぎり短く要点をまとめて話す、などの工夫によってコミュニケーションを改善できることもあります。
客観的な意見も取り入れよう
こうした現状分析と改善策については、自分の立場からはわかりづらいこともあります。客観的に見てくれている同僚に相談できるようであれば、「なぜ問題が起こっているのか」を訊いてみると良いかもしれません。
このとき、単なる愚痴ではなく、その相談を通じて解決に向けた意見をもらうことがポイントです。
自分で改善できないときは転職しよう
職場内いじめやセクハラ・パワハラなど、自分の力ではどうにもできない状況もあるでしょう。この状況に耐えようとすると、あなたの心身が壊れてしまう危険性があります。
真面目な方であればあるほど「自分が悪いのではないか」と問答してしまうものです。転職するエネルギーすらなくなってしまわないうちに、その場から逃げてしまってください。
転職したら気をつけたい人間関係構築のポイント
第一印象を大切に!自己紹介と他者記憶に集中する
転職後、1週間は「自分を覚えてもらうこと」と「社内のメンバーを覚えること」に専念してください。
名前と顔だけで記憶するのはお互い難しいでしょうから、ひとつでも“好きなもの”や“特徴”も一緒に押さえておくために会話を少しでも交わせるとベストです。
ちなみに、「第一印象についてのアンケート(2017年、CanCam調べ)」では、男性は「表情」、女性は「身だしなみ」で第一印象を決める人が多いことがわかります。清潔な服装と明るい笑顔を心がけましょう。
ご飯、少しの残業へのお付き合いで一緒の時間をつくる
あまり“お付き合い”が好きではない方も、転職直後は意識的に飲み会やご飯の場へ参加してみてください。また、残業している人がいたら手伝うなど、一緒にいる時間を増やす作戦が功を奏します。
普段の業務時間ではタスクに追われてコミュニケーションが取れない人も、こうした時間を利用して会話が弾むと信頼関係が築けます。
人や社風を観察する
転職すると、前の職場では当たり前だった習慣や社風が染み付いていて、転職先で違和感が生じることもあるでしょう。それは、転職先のメンバーも同じく感じていること。お互いが居心地悪い瞬間も、多々あるはずです。
人間関係をより良くしたいと願うのならば、その“違い”が何なのかを明確にするために、よく観察してみてください。お互いの距離感や、業務中の会話の頻度など、なんてことない日常のリズムをあわせるだけで、気持ちよく過ごせます。
転職直後に気をつけたい、人間関係を壊すポイント
自分自身への過小評価と過大評価
転職後は自分がどういうポジションなのかを判断できず、自分自身への評価を誤りがちです。
たとえば、「私なんて……」という謙遜や自己否定を繰り返してしまい、転職先での印象を悪くしてしまうケースがあります。こういった発言は、「早く自分を褒めてほしい」という心理が働いており、「怒らないで」という自己防衛本能も秘めているため、これから人間関係を築く環境ではもってのほかです。
逆に、「私、これできます、知っています」と過度にアピールするのも控えてください。知っていても、一歩引いて転職先では“誰が”“どのように”対処しているのかを観察するほうが得策です。
否定的な意見を言う人への同調
転職してきたあなたは、すでに構築された人間関係や社風のなかにやってきた新人です。何も知らないあなたに対して、普段は言う相手のいない愚痴や否定的な感情をぶつけたくなるメンバーもいるでしょう。
よく、「あの人はこういうやつだから気をつけろ」、「うちの商品はこういうところが良くない」などの話を、さもあなたを思いやるかのように助言してくるメンバーがいますが、これは決してあなたのための意見ではありません。その人が普段ためこんでいるストレスを受け止めてほしくて話すのです。
これに同調してしまうと、あなたは自分自身で判断したわけではないネガティブな意見をもとに、転職先の環境を否定してしまうことになります。また、あなたが同調したことが噂になれば、敵を作ってしまうでしょう。
人間関係に振り回されず、転職を成功させるために
人生の多くの時間をともにする職場のメンバーとトラブルを起こさないために、人間関係をより良くすることも仕事の一貫として、意識してみましょう。また、今人間関係で悩んでいるのであれば、転職という手段もあるということを忘れずに。
一番大切なのは、あなたが働きやすいことです。そのために意識すべきポイントをつかんで、より良い人間関係を築いていきましょう。
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