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商社は第二新卒にも人気!その理由と商社に採用されやすい人の特徴を大公開!

 2017年12月27日  Posted by  編集部

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新卒時の就職活動で、第一希望の商社に入れなかった……という人は、多いのではないでしょうか。転職先としても商社は人気ですが、なぜこれほどまでに人気なのでしょうか?今回の記事では、商社人気の理由と、採用されやすい人の特徴をご紹介いたします!

総合商社と専門商社の違いと、第二新卒が狙うべき商社とは


商社は、原料や加工品、サービスなどの商材の、売りたい相手と買いたい相手を結び付け、取引の仲介をする役割を担っています。また、事業や商材を売るために、販売チャネルの開拓や新たな物流ネットワークづくりも行います。

ちなみに商社は、総合商社と専門商社の2つに分けることができます。その違いを見てみましょう。

総合商社

総合商社の収益の柱は「トレーディング」と「事業投資」です。

トレーディングとは、いわゆる貿易のことで、原料や商品、サービスなどの仲介手数料を得る商社の伝統的なビジネスです。トウモロコシの買い付けから航空機のリースまで、あらゆるジャンルを扱っています。

もう1つの柱が事業投資です。商社の強みである豊富な情報と資金、経営ノウハウなどを投入して有望な事業に投資し、配当などの形で利益を得ています。海外で石油やガスするのも、この事業投資の一つです。

専門商社

扱う商材や分野が専門ジャンルに特化した商社で、国内のトレーディング事業が中心です。しかし最近では、メーカーが自社で原料や製品の調達・売買を行うことも増えてきているため、新たな道を模索している専門商社も増えてきています。

たとえば、燃料を扱う専門商社が家庭向けの電力小売事業に参入したり、海外企業と提携して生産工場を持ったり。小売店(消費者寄り)やメーカー(生産者寄り)の機能を持たせることで、差別化を図ろうとしているわけです。

第二新卒が狙うべき商社とは

ほとんどの商社はキャリア採用(中途採用)を行なっていますが、まずは特に難易度が高いと考えられる「総合商社」は第二新卒の採用を行なっているのでしょうか。

参考までに、三菱商事と伊藤忠商事のキャリア採用ページを確認してみると、どちらも「よくある質問」で第二新卒採用に関する質問に回答しています。回答は2社とも同じく、以下のようなものでした。

Q.第二新卒でも応募資格はありますか?

A.キャリア採用は原則「即戦力」としてご活躍いただける方を求めていますので、選考においてはこれまでのキャリアも判断基準のひとつになります。

これは遠回しに「第二新卒はほぼ採用していません」と言っているようなものです。つまり、商社以外のキャリアで第二新卒から総合商社に転職するのは非常に難しいといえます。

そこでオススメできるプランは、「専門商社→総合商社」というキャリアです。専門商社は総合商社と比べて事業規模が小さく、業界に特化したジャンルを扱います。そこで商社マンとしての実務経験を身につけて、満を持して総合商社へ…という形であれば現実的だと考えられます。

商社が人気の理由は?


商社は、新卒だけでなく転職先として根強い人気があります。「DODA転職人気ランキング2017」によれば、総合ランキングで30位以内に商社3社がランクインしています。

また、業界別の転職求人倍率を見てみると、「消費財業界・総合商社」が0.84倍(出典元:株式会社リクルートキャリアの2017年11月8日付プレスリリース)。求人倍率とは、求職者1人あたり何件の求人があるかを示すもので、1を切っている=1人に1社の求人がないということで、募集に対して求職者が多く、人気が高いということがわかります(求人倍率が1を切っている場合、企業側の募集が極端に少ない可能性もあります)

それでは、なぜ商社が人気なのでしょうか?その理由を3つご紹介しましょう。

1. 年収が平均より高い

国税庁のデータによれば、会社員として働く人の平均年収は、約422万円(出典:国税庁「民間給与実態統計調査」平成28年分)です。一方、七大総合商社の平均年収は、1,000万円前後~1,400万円程度となっています。通常の約2~3倍の高収入は、誰にとっても大きな魅力ですよね。

2. モテる

よこしまな考えかもしれませんが、「モテる」というファクターは就職・転職先を選ぶ大きな基準になることは確かです。また事実、商社マンはモテます。

キャリコネが2015年に調査・発表した「合コンしたい企業ランキング」では、三菱商事が3位にランクイン。またリスクモンスターによる2016年の調査「合コンしたいと思う企業ランキング」でも、22位に伊藤忠商事・三井物産、42位に三菱商事の名前があります。またマイナビウーマンには、合コンで商社マンを落とすためのテクニック指南記事が掲載されるほど。(マイナビウーマン・【合コンGO】第1回:合コンで「商社マン」を落とすには、“盛り上がってない個体を探せ!”

3. 事業規模が大きい&グローバルな仕事ができる

さまざまな分野でトレーディング(貿易)や事業投資を行なっている商社では、事業規模も取引額も自然と大きくなります。筆者の知人は、新卒入社からたった数年で、数億〜数十億円規模の取引を任されていたそうです。

加えて総合商社であれば、海外との取引や事業展開も多く、英語を使いたい、グローバルに活躍したいという人には憧れの職場になっているようです。

20代からの人気は少ない様子……その理由は?

しかし20代に限っては、転職市場全体で見たときよりも人気は低めです。2012年のデータですが、DODAの「20代が選ぶ転職人気企業ランキング2012」を見るとTOP50に入っているのは伊藤忠商事のみ。順位も44位と、他の業界と比べて決して高いほうではありません。

その理由として考えられるのは、やはり「採用の可能性が低い」ことではないでしょうか。一般的に商社は新卒か、即戦力としてのキャリア採用というルートでしか入社することができません。前述のように転職先として魅力的であっても、第二新卒からすると選択肢に入りづらい現状があるのかもしれません。

5大総合商社を徹底比較!平均年収と各社の強み・特徴

三菱商事

平均年収.jpによると、三菱商事の平均年収は1391万円のようです。日本を代表する商社ということもあり、30代で年収1000万を超えることも可能とのこと。エネルギー、金属、機械など幅広い分野を扱い、事業ごとのバランスが良いことが強みです。

これまでは「資源」「非資源」という事業分類でしたが、2017年3月期決済からは「市況系」「事業系」とくくり直し、トレーディングだけでなく事業投資にも力を入れる姿勢が伺えます。

参考:三菱商事 統合報告書2017

伊藤忠商事

平均年収.jpによると、伊藤忠商事の平均年収は1350万円のようです。成果を出せば、20代で1000万円以上の年収になることも。繊維、食品、小売などの「非資源」が利益の9割を占めており、非資源商社ではトップに君臨する企業です。

伊藤忠商事の社員はひとりひとりのマンパワーが高く、三菱と三井に対する下剋上のような社風があるため、「野武士集団」と称されることがあります。

三井物産

平均年収.jpによると、三井物産の平均年収は1385万円のようです。年齢に関わらず一定の高収入が見込める、魅力的な企業です。三菱と並ぶ巨大商社で、伊藤忠商事とは反対に資源やエネルギーの分野に強みを持っています。

有価証券報告書によると特に金属資源に力を入れているようで、その利益は実に純利益の45%。近年、資源の価格低下でダメージを受けたようですが、その下がりもストップして業績は回復傾向にあります。

参考:三井物産 有価証券報告書

住友商事

平均年収.jpによると、住友商事の平均年収は1282万円のようです。50代にもなると年収1500万円を超えることもあるようで、安定的に高水準であることが期待できます。住友の強みは成長を続けるデジタル・メディア事業と不動産事業で、重要な収益基盤となっています。

5大総合商社のなかで最も新しい企業で、その他の商社とは社風が大きく異なります。また不動産を多く所有していることから、海外転勤の可能性が比較的低いと言われています。

丸紅

平均年収.jpによると、丸紅の平均年収は1262万円のようです。5大総合商社の中で比較すると低めであるものの、やはり他業種と比べたら高水準であることに変わりはありません。食料と電力に強みをもち、穀物に関しては業界トップの取扱量を誇ります。

資源価格の減少によりエネルギーと金属は赤字になってしまったようですが、そのぶん電力分野では小売事業にも参入しており、堅実に影響力を大きくしています。

待遇も環境もいいのになぜ?商社を退職する理由

新たな世界に挑戦したい

商社には、いろいろな意味で優秀な人材が集まることになります。商社は企業の規模が大きく、「人材」を強みとする事業形態なので福利厚生も充実しているわけですが、むしろそれによって「もっと個人の力で勝負したい」と感じる人も出てきます。

つまり人材が優秀なぶん、起業や独立、転職などを通して「新しい世界でのステップアップ」を目指す人の割合も高くなるのです。

激務

商社は年収が高くやりがいのある仕事ではあるものの、やはり激務であることが多いようです。いくら待遇がよくても、ハードワークすぎて自分のやりたいことができなければ本末転倒です。

基本的にホワイトだと言われる商社ですが、それぞれの企業や配属される部署によって働き方に違いがあるのも事実。さらには「成果を出さなければ」と義務感を覚える人ほど激務になる、という意見もあります。

いつ海外転勤になるかわからない

グローバルな事業展開を進める事が多い商社では、他業種と比較しても海外転勤の可能性が高くなります。これをメリットと捉える人もいるようですが、穏やかに働きたい人からするとデメリットとなるのでしょう。

さらに、どこに転勤になるかは自分で決めることができません。出先でやりがいのある仕事を任されるかどうかは運によるものが大きく、雑用ばかりになってしまうことも。

商社に採用される第二新卒の特徴


商社に採用されやすい第二新卒の特徴は、4つあります。

1.体育会系

商社で働いているというと、かっこいいスーツを着こなし、シュッとしたイメージがあるかと思いますが、中身はかなりの体育会系。海外とのビジネスがある場合には昼夜問わず対応しなければならないこともありますし、対メーカーや対販売店との接待が多いのもこの業界の特徴です。

体育会系の出身者であれば、これを乗り越えるだけの体力はあるはずですし、苦しい時にも逃げない精神力もあるはず・・・というわけで、体育会系が好まれているようです。

2.高学歴

履歴書に書かれた大学名だけで判断する、ということはないようですが、各社とも採用試験を設けていることが多く、学力が低い人はここで落ちてしまいます。つまり、自然と一定以上の学力を備えた人だけが残るということです。

新卒のように何度も試験があるわけではないですが、学力が高ければ第一関門はクリアしやすいです。

3.フットワークが軽い

商社は社会情勢や市場の変化に応じて、新しいビジネスを展開していかなくてはなりません。そのため、会社自体も、また、その中で働く人間にも、フットワークの軽さが求められます。

先月まではアメリカで小麦の売買をしていたのに、今月からは中東で石油の開発をするということもありえます。状況に応じて柔軟に対応できる「切り替え力」が必要ということですね。

4.語学力が高い

商社では、海外との取引を行なう場合も多く、英語・中国語をはじめ各種言語を自由自在に使いこなせる能力が高く評価されます。特定の国や地域でビジネスに携わりたいのであれば、現地の言葉をマスターすることも、アピール材料となります。

未経験や異業界からでも転職できる?

中途採用が増えてきている理由

膨大な種類の商品を取り扱い、メーカーとクライアントを繋ぐために軽いフットワークで営業する…というのが、いわゆる「商社マン」の姿でした。このような仕事をこなせるようになるには長い期間が必要ですから、商社は新卒採用に力を入れることでそれを解決してきました。

しかしインターネットが普及したことやグローバルな事業展開が求められるようになったことなどから、新卒採用だけでは補えない部分が出てきました。企業がグローバルに戦っていくためには、単純な労働力だけでなく、多様なスキルを持った人材が必要になります。これが、商社が中途採用を増やしている理由なのです。

求められているのは、業界のエリートかスペシャリスト

商社の中途採用で求められているのは、高いスキルを持ったエリートやスペシャリストです。中途とはいえ倍率はすさまじく、語学力を持っていることはもちろん、ITや金融の分野にも長けた人材でないと採用されるのは難しいでしょう。

商社には、新卒からレベルの高い教育を受けている社員が多く在籍しています。彼らと並び、超えていくためには、彼らの持っていないスキルで勝負する必要があります。

転職エージェントに登録するメリットは大きい

商社への転職を考えるときは、ぜひ転職エージェントを利用してみましょう。単に転職に関するアドバイスが貰えるだけでなく、希望転職先の応募倍率などのデータを入手できたり、転職を有利にするためのパイプを持っていたりすることがあります。

商社への就職は新卒・中途問わず難易度が高いものです。自分は商社に向いているのかどうか、どのようにアピールすればよいかなどを知るには、他人からの評価が重要です。相談自体は基本的に無料なので、迷ったら登録しておいて損はないでしょう。

まとめ

第二新卒のあいだでも高い人気を誇る商社に転職できるよう、上記の内容を参考としながら、自分なりのアピールポイントを整理してみましょう。人事担当者に伝わりやすい具体的なエピソードも、いくつか用意しておくことをおすすめします。


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