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承認欲求は誰にでもある!承認欲求をコントロールする方法と武器にするコツ

 2018年7月13日  Posted by  編集部


「承認欲求」という言葉は、構ってほしい人を指す際などによく見かけます。しかし、承認欲求は本来誰にでもあるもので、決してネガティブなイメージを持つものではありません。また、仕事における承認欲求は大切な役割を果たしています。承認欲求が何であるかを確認するとともに、コントロールの仕方などをご紹介します。

承認欲求は誰もが感じる当たり前の欲求

承認欲求とは?

承認欲求とは、他者から認められたいと願う欲求のことを指します。

心理学者アブラハム・マズローは人間には「5段階の欲求」があるとしており、承認欲求はその4番目にあたります。詳しい説明は省略しますが、生命維持や安全性、他者との関わりといった、一般的生活のなかで自然と獲得していく対象として“承認欲求”が挙げられています。

つまり、「褒められたい」「評価されたい」と願う承認欲求は、人間なら感じて当たり前の欲求だと言えるでしょう。

承認欲求が強い人の特徴

誰にでもある承認欲求ですが、その強弱は個々人によって異なります。承認欲求が強い人は、その欲求を全面に押し出すことで集団の和を乱すこともしばしばあります。

また、承認してもらうことに飢えている人は、目立とうとします。目立ちたがり屋であるだけでなく、自分より目立つ人を排他しようと邪魔したり、妬んだりする傾向もあります。さらに、承認してくれる相手がいない場を避けるため、特定の人に依存することもあります。

自分の行動に自信が持てずに不安を抱えてしまうか、逆に自分を過信して常に自己肯定をし続けるか、極端な自己評価が目立ちます。いずれにしても、他者の承認が不足しているときに襲う不安が認識を誤らせている状態だと言えるでしょう。

承認欲求にネガティブな印象がある理由

承認欲求という言葉に現代の人が注目を集めている理由のひとつには、SNSの普及があります。たとえば、SNSの利用方法を通じて見える「承認欲求のタイプ」が話題になっており、「過度に自身をアピールする」こととセットで承認欲求のイメージが広がっています。

しかし、承認欲求は先ほどお伝えしたように人間なら誰しもがあるもので、ネガティブなものではないのです。

仕事では承認欲求が良い効果を生み出している

仕事の評価は承認欲求があるから嬉しい

承認欲求は「所属と愛の欲求(集団に属したい、他者と関わりたい)」を満たしたうえで生まれる欲求であるとマズローの5段階欲求では言われています。したがって、「会社」という場に属している人は多かれ少なかれ承認欲求が働いているはずです。

たとえば仕事で「いい企画だね」と褒められたときや、「がんばっている」と評価されたとき、嫌な気持ちになる人はいないでしょう。このように承認欲求があることで、日々の喜びを作り出すことができるのです。

承認欲求は過度に強くても弱くてもNG

承認欲求が極端に弱い場合、よほど仕事の内容に対する満足度が高くなければ、自然とモチベーションが低下します。

誰かに褒められ、評価されても「別に関係ないな」と感じている状態ですから、新しいことにチャレンジする意味がなくなります。他のことで自身を高める理由が必要になるでしょう。

逆に、過度に強い承認欲求は、仲間に悪影響を及ぼしかねません。自分に向けられた評価が気になり、些細な言葉にも不安になってしまうでしょう。また、上司の発言や反応に自分の行動が左右され、疲弊してしまうこともあります。

承認欲求をコントロールすればヤル気になる

仕事における承認欲求を適度に持っている状態は、モチベーションを維持することにつながります。

職場での評価は自身のキャリアや人生に大きく関わってきます。そんな中で承認欲求をコントロールするためには、ある程度の強い意志とコツが必要です。

適切ではない承認欲求をコントロールする方法

自分の感情とその理由を言語化する

承認欲求が暴走してしまう理由のほとんどは、自分の感情を正しく理解できていないところに原因があります。

たとえば、会社での評価に不満があり、上司の言葉に神経をすり減らしている人の多くは、「会社が悪い」、「上司が私を見てくれない」ことで悩んでいると考えてしまい、「自分が褒められたい」という点を忘れがちです。

まず、自分がどのような感情を抱いており、どうしてそう感じているのかを、ノートにまとめてみたり、口に出したりしてみましょう。うまくまとまらなくても、やろうとすることがきっかけになります。

自分で自分を褒める習慣をつける

承認欲求の暴走は、他者承認への過度な依存から起こるものです。承認欲求には自己承認する(自分が自身を認める)ことも含まれており、適切に自分を褒めることで他者承認を求めすぎないようになります。

この方法を体系化したものとして、毎日自分を褒めて書き綴る「ほめ手帳」という概念に基づいた自己啓発本が書籍化されています。習慣として自分を褒めることで、適切な承認欲求を維持することにつながります。

「自己実現欲求」に向けてステップアップする

承認欲求はマズローの5段階欲求のひとつとご紹介しましたが、承認欲求を満たしたうえに生まれる欲求が「自己実現欲求(自身の能力を発揮して創造的活動をしたい)」です。

本来、人間は他者からわずかでも承認が得られさえすれば、それ以上の承認に飢える必要などありません。一言の「いいね!」だけでも良いのです。

それ以上の承認は、もしかすると他者から得ようとすること自体が間違っているのかもしれません。あなたがあなたのしたいことを、他者の評価など関係なく自己実現することに意識を向けられれば、承認欲求に対する悩みなど忘れてしまえるかもしれませんね。

承認欲求を味方につけて、キャリアアップを目指そう

承認欲求はあなたの人生のモチベーションを支える大切な欲求です。ふつふつと湧き上がる欲求を拒むことなく、しっかりと自分自身が受け止めることで、活用しましょう。

仕事のうえでの適度な承認欲求は、あなたのキャリアアップを支えるものとなりますし、スキルの向上も望めます。仕事と承認欲求の関係性を理解したうえで、今後も自分の素直な欲求に向き合っていきましょう。


宿木雪樹

広報/企画分野での企業経験を経て、フリーランスへ。ニーズに応じた企画/執筆を担当。2018年1月よりMAMORIOチーフエディター。一緒に仕事した方を"幸せにする”がモットー。”幸せになる考え方”をコンセプトにしたブログ「宿木屋」運営中。

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