キャリアアップマガジンTOP  >   これが「人嫌い」の生きる道 人嫌いを克服せずに職場でうまくやっていく方法

これが「人嫌い」の生きる道 人嫌いを克服せずに職場でうまくやっていく方法

 2018年7月20日  Posted by  編集部


人付き合いが煩わしく感じること、ありますよね。会社に嫌いな人がいると、毎日顔を合わせるだけでストレスを感じますし、社交的な人に対しては劣等感を抱くこともあるでしょう。

ここに共感できるなら、もしかしてあなたは「人が嫌い」なのかもしれません。人嫌いになる人には特徴があり、それを知っておくだけで気持ちに余裕が生まれます。この記事では、人が嫌いになる人の特徴や原因、職場でうまくやるための方法についてお伝えします。

あなたは当てはまる?「人が嫌い」な人の特徴

人が嫌いな人には共通する特徴があります。一つでも当てはまるなら、あなたはもしかして人嫌いかも…。

人と関わろうとしない

人が嫌いな人にとって、人と付き合うことはとても面倒なこと。新しい人間関係を築いたり、友達と長時間一緒にいることに人一倍エネルギーを消耗するため、人と関わることを避けるようになります。

会社にいると、上司や同僚との付き合いは避けられません。最初は何とか愛想笑いをふりまき、その場をやり過ごすそうとするのですが、自分の中で少しずつ拒絶反応が強まっていることが分かります。

すると、人間関係を維持することより一人の時間を優先したいので、飲み会の誘いなどはすべて断ることに。結果、「付き合いが悪い人」と思われることで、職場の同僚とも明らかな温度差を感じてしまいます。

会話で踏み込んでこない

人嫌いな人の会話には、中身がありません。当たり障りのない会話はしますが、万が一にも盛り上がってほしくないため、相手の話題にもあえて深入りしません。たとえ趣味について聞かれても、「いえ、特にないです」と突き放したり、「私は大したことないですよー」と微妙に的外れな返事で話題を打ち切ろうとします。

相手の話題に対しても、当たり障りない相槌を繰り返すので、結果として会話が早めに終わってしまいます。そして、飲み会では目立たない席の確保に全力を注ぎ、トイレに行く回数を増やすことで姿を消すテクニックも巧みに織り交ぜていく傾向があります。

一人行動を好む(集団行動ができない)

また人嫌いは集団行動ができず、一人の時間を死守します。同僚と毎日ランチへ行ったり、休日にバーベキューを行うことなどはもってのほか。人とコミュニケーションを取らなくてすむ「一人行動」をこよなく愛しており、一人であれば知らないお店でも入れてしまう積極性を持ち合わせているケースもあります。

遊ぶ仲間がいないから一人なのではなく、心から一人で過ごしたいと思っているのは人嫌いの特徴といえます。

人を信用しない

人が嫌いなので、簡単には人を信用しません。警戒心が強く、何の悪意もない相手の発言すら疑ってかかります。たとえば、「かわいい」と言われても「ブスだと思っているくせにバカにしてる」と、深読みしてしまうのは人嫌いの典型的な思考のプロセスです。

SNSだと自分を出せる、強気になれる

人と顔を合わせることが苦手ですが、SNS上だと強気になれるという人がいます。リアルの世界ではうっぷんが晴らせず、ときにはインターネットの掲示板に、日常の不満や愚痴を書き込むことも。ネット上のアカウントを見つけた人は、その人の普段との違いに驚くかもしれません。

我慢強い(ストレス耐性がある)

ストレス耐性があり、我慢強い人にも人嫌いが多いと言われています。嫌味を言われたり、つらいことがあったりしても耐えられるというのは一見すると良いこと。しかし、実は自分を抑え込んでいるうちに、少しずつ自尊心が失われていることに気が付きません。そのため、意見をいわずにため込んでいる人ほど、人嫌いにつながりやすいのです。

人嫌いなのは自分のせい?人嫌いになる心理

それでは、人が嫌いになってしまう理由は何でしょうか。社会で生きていくうえで人との関わりや、集団行動は避けられません。そこで、人が嫌いになる心理や原因を探ってみましょう。

自分のルールを破る相手が許せない

人嫌いな人の心理として、自分のルール(常識)に当てはまらないことは許せない傾向にあります。つまり、マイルールが厳しすぎて他人を嫌いになる理由を見つけやすいのです

「年上や初対面の人には敬語を使うべき」と考える人は珍しくないですが、それが少し守れなくとも嫌うほどの理由ではないはず。そんなちょっとした部分にもすぐに、「この人はダメだ」とか「自分の敵だ」という心理が働き、過剰に反応してしまいます。

相手から軽蔑されていると感じる

また、相手に軽蔑されている、嫌われていると感じることも人嫌いの心理。過去にそのような経験があり、傷ついた経験などがあると、この感度が高まるケースもあるでしょう。

自分が傷つくことを極端に恐れることから、「人は自分のことを嫌っている」という前提で考えてしまいます。集団行動ができないのも、「人に合わせたくない」とか「自分は馴染めていないのではないか」という心理が先行することが一つの原因です。

劣等感を人一倍感じる

そして人一倍、劣等感が強いために、他人に嫉妬しやすい面があります。たとえば同僚が仕事のアドバイスをくれたにも関わらず、「自分のことを見下している」と感じることも。

さらに、「他人は他人」と分かっているのに劣等感を感じる自分に嫌気がさし、その対象から離れようとするのです。一般的には個人差にすぎない部分も、人嫌いな人にとっては自分が劣っている部分に見えてしまいます。

自分のことが嫌い

また、人嫌いなのはもしかすると「自分が嫌い」なことの裏返しかもしれません。自分が嫌いなところやコンプレックスに感じる部分は、周りから見ると普通のことだったりします。しかし、そんな自分の特徴を嫌ってしまうことで、他人の同じような特徴も許せなくなってしまうのです。

もしかしたら羨ましいのかも

羨ましいと思う感情が、「嫌い」に変わってしまうこともあります。コミュニケーション力のある人、自分の意見をはっきり言える人、大胆な行動をとれる人など、自分にないところに最初は惹かれますが、だんだんと同じようにできない自分が嫌になってしまうのです。お金持ちや上手くいっている人ほど嫉妬されるのも、似たような感情といえるでしょう。

自己評価が低い

総じて人嫌いになる原因は、自己評価の低さが原因と言えます。

自己評価とは「自分のことをどう思っているか」ということ。そして「他人からどう見られているか」という認識も含まれます。つまり自己評価が低い人は、もともと自分の価値や能力を低く見積もっているため、劣等感を感じやすいのです。

しかし、人は社会的動物であるため、他人からの評価を全く気にせずにはいられないもの。自己評価の低い人は他人の言葉に傷つき、劣等感を抱くことを回避できないため、人を避ける(=人嫌い)ようになります。先ほどの「人を信じられない」という特徴も、自己評価が低いゆえに現れる性格と言えるでしょう。

このような自己評価についての考え方、改善方法については以下の書籍が詳しく、参考になると思います。

参考:クリストフ・アンドレ著作『自己評価メソッド―自分とうまくつきあうための心理学』

「人が嫌い」は治す必要なし!?人嫌いが職場でうまくやる3つの方法

とはいえ、長年染みついた性格を変えるのは時間がかかるもの。人嫌いを無理に克服しなくても、職場でうまくやる方法はありますので、紹介したいと思います。

とにかく何かしら忙しいアピールをする

一つは同僚からのお誘いに対して、「やることがある」と忙しいアピールをする方法です。この際、具体的になぜ忙しいのかはいちいち言わないのがポイント。下手に詳しい事情を話さないことで「よく分からないけど忙しいんだな」という印象を植え付け、忙しい理由を取り繕う必要もなくなります。

ただし、あまり雑に断ると本当に嫌われて終わりですから、申し訳なさそうに、しかし笑顔で断るようにしましょう。そうすることで、嫌がっている気配を限りなく消すことができます。

一人が好きなキャラを確立しておく

二つ目は集団行動の機会を減らすべく、一人でいられる工夫をしてみましょう。つまり無理に好かれようとせず、「一人が好きなキャラ」を作ってみてはいかがでしょうか。たとえば同僚にランチへ誘われても、「ランチにはこだわりがある」「一人で食べるランチが好き」とはっきり伝えてみましょう。一人の時間が大好きであることを、少しずつ周りに伝えていくのです。

一度キャラを確立できれば、集団行動の機会を減らせますし、「たまに付き合うくらいなら」という発想もできるようになります。

ただしポイントとしては、集団行動を「嫌がっている」と思われないために、必ずはっきりと、爽やかに断る必要があります。深刻な表情になったり、怒った口調にならないように注意しましょう。

同僚はみんなお客様として接する

最後は、同僚をお客さまと考えて接する方法。人前でプレゼンするコツとして「観客はみんなジャガイモと思え」とよく言われますが、その応用テクニックです。

苦手な同僚を自分の顧客、お客さまと思うことで、「これも仕事だ」と割り切ることができます。嫌なことを言われても、クレーム多めのお客として見ることができるので、ストレスは限りなく少なくて済むでしょう。

さらに、スタッフとお客さまという程よい距離感は、「お客さまだから丁寧に接しておこう」と考える気持ちの余裕も与えてくれます。慣れてくると、愛想笑いは自然な営業スマイルに変わり、いつの間にか好印象を持たれているということもあるでしょう。

人嫌いは個性の一つ!人付き合いの方法はいくらでもある

会社で人と関わることなく過ごすことは不可能です。しかし、嫌いなものを無理に好きになろうと思うことはそれだけでストレスに感じるもの。そこで、無理に性格を変えようとするのではなく、人の見方、捉え方を変えてみると、自分なりの接し方が見つかるかもしれません。ぜひ、試行錯誤も含め、ゲームだと思って楽しんでみてください。


和田

和田

東京在住のフリーライター。公務員からライターに転身し、転職サービスサイト、女性向けメディアなどで記事を執筆。自己実現、女性の活躍、美容健康にも高い関心がある。

関連する記事

”初めて転職”で不安な方へ。
20代の転職に強いキャリアエージェント

近々相談したい(登録1分)