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ビジネスで活躍するフレームワーク「MECE」「SWOT分析」「STP戦略」の使い方、具体例

 2018年7月25日  Posted by  編集部

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ビジネスシーンにおいて、目標設定や課題解決のために用いられる「フレームワーク」というものがあります。それぞれ目的や使い方が異なるため、場面に合わせて使い分けることが重要となります。今回は、よく使われるフレームワークのうち「MECE」「SWOT分析」「STP戦略」についてご紹介します。

ビジネス戦略をたてるときに使うフレームワーク(1)MECE

目的・できること

MECEは、Mutually Exclusive and Collective Exhaustive(漏れなく、重複なく)の略称で、課題を考えるうえで抜け落ちている点がないか、ダブってしまっている点はないかを点検するものです。属性を的確に分類し、網羅的に考えたいときに有用なフレームワークとなっています。

方法と注意点

ターゲットを明確にするためにMECE的にチェックするわけですが、分類するときに無意味な分け方をしないように注意しましょう。たとえば、あるサービスAのターゲットとして「女子大学生」を想定するとします。それを具体化しようとするとき、「学生」「サラリーマン」「無職」「男性」「女性」あたりから分類を始めるのは不適切です(男性はそもそもターゲットではないし、学生とサラリーマンは必ずしも分割できない)。

具体例:アンケート調査の項目設定

課題:都内の成人男性に対して「働き方」のアンケート調査を行なうときに、職業の項目設定がしたい
→会社員・フリーランス・経営者・学生・無職の4項目をMECEに従って点検
→アルバイト社員が抜け落ちており、パラレルなキャリアが想定されていない(社会人学生、会社員+フリーランスの可能性)
→明確な分類をするか「その他」の項目を設定することで解決

ビジネス戦略をたてるときに使うフレームワーク(2)SWOT分析

目的・できること

課題解決のために、事業や会社をとりまく要素を強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)の4要因に分類して分析するものです。現段階で、自分や自社がどのような環境に置かれているのかを確認することができます。

方法と注意点

外部環境(機会/脅威)、内部環境(強み/弱み)の計4項目でマトリクス図を作成し、それぞれの穴埋めを行ないます。SWOT分析を行なう際に気をつけたいのは、各欄をなるべく具体的に記述しないとあまり意味がないということです。

たとえば脅威としては「競合他社」がよく挙がりますが、「その競合他社とはどこのどんな企業で、何を強みとしているのか」まで考えて記述しないと分析になりません。

具体例:WEBオウンドメディア設立に関するSWOT分析

強み:自社の商品やサービスに関する情報量が多い、優秀なコンテンツ制作企業とのコネクションがある
弱み:自社にWEBに明るい社員が少ないため舵取りの不安がある、予算が少ない
機会:社会的なWEBへの関心アップ、スマートフォン普及率アップ
脅威:消費者の可処分時間を握っている個人メディアの台頭

ビジネス戦略をたてるときに使うフレームワーク(3)STP戦略/コトラーの4つの競争地位

目的・できること

STP戦略は、Segmentation(市場分析)、Targeting(ターゲットの明確化)、Positioning(自社の位置づけ)の略称です。それぞれを順番に詰めていくことで、主に広報やマーケティングの戦略を計画しようとするときに使えるものです。

また、Positioningを考えるときに活用できる考え方が「コトラーの4つの競争地位」となります。経営学者フィリップ・コトラーが考案した4つのポジション(リーダー・チャレンジャー・ニッチャー・フォロワー)を参考に、自社がどこに位置づけられるのかを考えましょう。

コトラーの4つの競争地位は、企業の業界地位は圧倒的シェアを誇る「リーダー」・トップではないが上位に入る「チャレンジャー」・狭い分野で一定シェアのある「ニッチャー」・トップシェアの戦略を使って一定シェアを獲得している「フォロワー」に分けられるというものです。

方法と注意点

市場分析、ターゲットの明確化、自社の位置づけを順番に行ないます。市場分析で分類した領域のなかから自社がターゲットとしたい場所を絞り、どのように戦っていくのかを決めていきます。最初は市場分析(セグメンテーション)から出発するため、ここではMECEを適用して漏れ・ダブリがないようにしたいところです。

具体例:売上アップのための店舗イベントの開催

市場分析:普段来店する消費者の属性を調査(リピーターor新規、年齢層)、競合イベントの分析
ターゲットの明確化:新規顧客に向けたイベント→新規顧客の特徴からイベント内容を詰める(来店ハードルを下げる等)
自社の位置づけ:コトラーの4つの競争地位から、自社は「フォロワー」に分類。フォロワーとしての戦略は、リーダー企業にとってうまみの少ない市場を攻めることでシェアを獲得するという戦略が取られやすいため、低価格を売りにしたイベントを開催してみる

 

フレームワークは、基本的に企業の課題を整理するときに使われます。事業を進めたいとき、起業したいとき、自分の仕事を効率化したいときなどに、今回紹介したフレームワーク以外にも複数を組み合わせて活用してみるとよいでしょう。


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市根井

1994年生まれ群馬県在住、新卒でいきなりフリーライターになりました。 群馬メディア「gooma」、観光メディア「SPOT」などで記事を書いています。得意分野は地方・フリーランス・WEBなど。 http://gooma.jp

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