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営業職なら知っておきたいキャリアアップの選択肢|転職する方法としない方法

 2018年7月25日  Posted by  編集部


営業の仕事をひととおり覚え、結果も少しずつ出せるようになってきたころに気になるのが、キャリアアップだと思います。「もう営業は嫌だ」という人もいれば「営業は天職だ」という人もいるでしょう。

営業スキルは応用範囲が広く、自分のスキルや将来の目標によって幅広い選択肢が広がっています。ここでは、営業プレイヤーとしてのキャリアの考え方からおすすめの転職天職業界、転職しないでキャリアアップする方法まで紹介します。

営業プレイヤーとしてキャリアアップする3つの方法

今の営業職は慣れてきたけど、「まだまだ営業スキルを上げたい」と考える人もいると思います。その方法の一つに、営業スタイルを変える方法があります。

扱う商材を有形から無形へ変える

たとえば、医療機器(有形)の営業からITシステム、生命保険など無形のサービスを扱う営業に転職することです。一般的に有形商材は商品の特徴に左右されるため、どうしても提案の幅が狭くなりがち。対して、無形商材は目に見えない商品・サービスを魅力的に説明できる能力、相手のニーズをくみ取るヒアリング力が求められ、営業担当個人の能力が問われることになります。

よって、無形商材のほうが難易度が高いと言われているのです。扱う商材の幅を広げるという意味でも、商材を変えることはキャリアアップに繋がる方法だといえます。

商材の単価を上げる

高価格の商品ほど買い手は慎重になりますので、売るのが難しいことは想像しやすいと思います。歯ブラシなどの日用品と不動産では、どちらが売りやすいかは明らかですよね。

企業から見ても、1万円の商品を100個売るより、100万円の商品を1つ売るほうが営業プレイヤーとして価値が高いと判断することは間違いありません。したがって、高価格商品を売るスキルを身に着けることが、自然とキャリアアップにつながります。

営業相手を個人から法人へ変える

個人向け営業をしている方は、法人向けの営業を経験してみることもおすすめします。理由の一つは、法人向けの商品のほうが単価が高く、取引の規模も大きいので、扱える仕事のスケールが広がるからです。

さらに、取引相手が部署のリーダークラスや経営層ともなれば、「商品を買うべきかどうか」「人を信用できるかどうか」の判断にかけては百戦錬磨。高いプレゼン能力や提案力など、ごまかしの利かない営業スキルが必要になってきます。

以上から必然的に導き出されるのは、「無形商材×高単価×法人向け」の提案が一番難易度が高く、営業プレイヤーとして市場価値を高めることができるという事実です。営業スキルを磨きたい方はぜひ参考にしてみてください。

営業からキャリアアップするには他職種への転職もあり

営業に限りませんが、他職種で経験を積むこともキャリアアップへの有効な方法です。なかでも、営業のスキルや経験と相性の良い職種を選ぶことで、仕事の幅をぐんと広げることができます。

企画・マーケティング職

営業職は顧客に合った提案を考える仕事ですので、企画職とは相性が良いといえます。とくに、営業部門の戦略を考えたり、目標達成のサポートをする営業企画の仕事では経験をフルに活かすことができるでしょう。

また、商品を売る最前線に立って顧客と密にコミュニケーションを取ることで、買い手の心理が理解できるようになっているはずです。マーケティング職では市場を的確に捉えたり、消費者視点から考える能力が必須ですので、営業で培った知見が活かしやすいのです。

教育・人事(採用)

後輩への指導だけでなく、優れた実績を上げていれば、会社全体の営業研修の企画を任されることもあります。さらに、営業は多くの人と合って関係を築く仕事なので、必然的に人を見る目が養われます。

こうした意味で、人事職として人の配置を考えたり、人材を採用する役割を担う仕事への適性もあるといえます。

営業職から転職せずにキャリアアップする方法

ここまでは、転職してキャリアアップすることを前提に解説してきましたが、転職せずにキャリアを積んでいく道もあります。その場合は、管理職を目指すことになります。

マネジメントを目指す

営業職のキャリアとして考えておきたいのが「管理職」へ進む道。つまり営業プレイヤーから、部下やチームをまとめてマネジメントする立場にシフトしていくという選択肢です。ステップとしては、営業部門の課長や部長、その先の役員を目指すことが一つの大きな目標になると思います。

そのために、まずは営業で秀でた実績を上げることが必須です。その上で、マネジメントスキルを意識的に磨いていく必要があります。企業によっては管理職候補として採用を行っているケースもありますので、マネジメントスキルを高めることで、転職するしないに関わらず、キャリアップの選択肢を広げることになります。

マネジメントスキルを伸ばす方法

マネジメントには、チームメンバーの仕事の振り分けや人間関係のフォロー、部下の採用、教育、業務の改善など、組織が円滑に機能する役割があり、役職が上がるごとに、マネジメントする対象、範囲が広くなっていきます。

マネジメントスキルを伸ばすためには、チームをまとめあげ、目標を成し遂げる経験を若いときから積んでおきたいところです。プロジェクトリーダーなどは、買って出るくらいの積極性で取り組むとよいでしょう。

また、ベンチャーのような成長性の高い会社に入ることも一つの手です。人的資源が限られているため、事業会社の立ち上げを任されたり、取締役に抜擢されることもあります。

実際に、IT大手のサイバーエージェントでは、新人が幹部へ事業アイデアを発表する場があり、認められれば、いきなり社長として会社を立ち上げられる制度を導入しています。新規事業や人材成長の投資に積極的な会社へ入ることが、マネジメントスキルを高める最短の道かもしれません。

営業職からキャリアアップする道は幅広い

営業のスキルは市場価値が高く、応用しやすいのが特徴です。それは、「売上を上げる」という会社に欠かせない役割を果たせるからに他なりません。だからこそ、「一生営業をしていたい」というわけではない限り、ぜひ営業にとどまらず活躍のフィールドを広げていってほしいと思います。

とはいえ、どのようにキャリアアップしていくかは、あなた次第。この記事を参考に、自分らしい働き方や将来の目標に繋がる選択をしてください。


和田

和田

東京在住のフリーライター。公務員からライターに転身し、転職サービスサイト、女性向けメディアなどで記事を執筆。自己実現、女性の活躍、美容健康にも高い関心がある。

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