第二新卒で出版社に就職したい人必見!主な仕事内容と転職活動のコツとは
2017年12月25日 Posted by 編集部

ここでは、出版社に就職したいと考えている第二新卒に役立つ関連情報をまとめてお届けします。出版社の主な仕事内容や転職活動の進め方、求人情報の探し方など、狭き門といわれる出版社への転職を実現できるコツが満載です。
出版社の仕事とは?主な3つを紹介
出版社の仕事は、主に「編集」・「ライター」・「営業」の3つに分かれます。ここでは、それぞれの特徴を解説していきましょう。
「編集」の仕事
編集の仕事は、書籍や雑誌といった紙媒体のほか、各種Web媒体での企画立案や記事制作の依頼・校正が中心となります。出版社に勤務している場合には、企画を実行するために、必要な予算の確保や取材も担当するのが一般的です。企画内容によっては、委託会社などに取材や記事作成を依頼するケースもあります。また、記事制作に必要な写真をプロのカメラマンに依頼し、全体的なデザインを専門会社に発注するなど、トータルコーディネートをするのも編集の重要な仕事です。
「ライター」の仕事
ライターは、編集担当者が考案した企画内容に従って、記事の執筆を担当します。例えば、雑誌向けのコラム記事や特集記事、インタビュー記事などが一例として挙げられます。執筆するテーマは出版社や雑誌によってさまざまで、政治・経済や金融、グルメやファッションなど幅広く担当することもあります。定期的に連載しているライターもいます。
「営業」の仕事
出版社での営業は以下の3種類。
1つ目は、制作した書籍を販売してもらう書店向けの営業です。書店に足を運んで、書籍をできるだけ良い位置に置いてもらえるよう交渉したりします。
2つ目は、出版社と書店の間で取次をおこなう取次店向けの営業です。どのような販売戦略を取るかによって、営業方法も異なります。
3つ目は、インターネット広告や電車などの車内広告の掲載に関する営業です。
どれも、出版社にとって非常に重要な業務になります。ノルマなどもあるので、継続的に受注を取ることが需要です。
好きを仕事に!出版社で働くには?
とにかく書籍が好きで、出版社で働きたい!
そんな第二新卒の方が、希望を叶えるためには、どのような方法があるのでしょうか。
実際、だれもが知っているような大手出版社へ第二新卒で採用されるケースは少ないのが現状です。狭き門をくぐり抜けるためにも、以下のように出版社への転職に備える必要があります。
ここでは、具体的な方法について紹介しましょう。
方法1:副業でライター経験を積む
会社に勤務しつつ、副業でライターとして実績を積む方法です。
自分の記事が読者の注目を集めれば、出版社へ転職できるチャンスが近づくかもしれません。最も手っ取り早い方法のひとつとして、在宅ライターとして、Web媒体に掲載される記事を執筆してみるのもオススメです。インターネット環境とパソコンがあればカンタンに始めることができます。
方法2:「編集プロダクション」に転職する
どうしても出版関係に携わりたいのであれば、出版社の協力会社である「編集プロダクション(以下、編プロ)」に就職する方法もあります。
出版社と編プロの大きな違いは、版権(販売する権利)を持つかどうかという点で、両者の仕事内容自体は、ほぼ同じです。したがって、早く出版関連の実績を積みたいのであれば、編プロは転職先の一つとして有力でしょう。
方法3:「宣伝会議」の講座を受ける
自分の都合にあわせて必要な知識を学びたいのであれば、株式会社宣伝会議が実施する教育講座の活用してみましょう。編集者・ライター向けの講座もあります。
出版社・マスコミの求人情報の探し方
出版社および出版社と関連性の高いマスコミの求人情報は、どのように探したらよいのでしょうか。
主な方法を3つ紹介しましょう。
出版社やマスコミに強い転職サイトの活用
効率的に転職活動を進めたいなら、出版やマスコミ業界に強い転職サイトに登録してみましょう。
専任の担当者である転職エージェントを通じて、非公開情報を含めた有用な情報が提供されることもあります。
代表的な転職サイトの例としては、「BIZREACH(ビズリーチ)」や「リクナビNEXT」、「マイナビエージェント」があります。
業界に精通する知り合いの伝手
出版社やマスコミで活躍している現役社員・管理職や、コネのある退職者の紹介を通じて、出版社やマスコミの人事へアプローチする方法もあります。
業界に精通する知り合いだからこそ知る、生の情報が入手できるかもしれません。実際に勤務する前に、自分の適性や希望に沿った職場かどうか、判断しやすいのもメリットです。
自分の原稿を持ち込み面接のチャンスを窺う
業界の知り合いもおらず、転職サイトでも上手く情報収集ができないという方は、直接出版社に訪問するのもひとつの方法です。
オリジナルの企画案や自分が書いた原稿を各社に持ち込み、人事面接が受けられないか、交渉してみましょう。
ただし、相手が特に忙しい時期の訪問は、控えるようにしましょう。くれぐれも失礼のないように。
まとめ
第二新卒で出版社に転職するためには、どのくらいの実践力を身につけているかが、勝負の分かれ目となります。
狭き門を突破できるよう、転職活動を始める前から、自分なりの発想を生かした企画提案力や執筆スキルなどを磨いておきましょう。
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