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スーツに合った靴選びのポイント|デザインの違いとTPOによる使い分け

 2018年8月7日  Posted by  編集部


スーツにこだわる人はたくさんいますが、足元がお留守になっていませんか?おしゃれなビジネスパーソンになるには、ぜひ靴選びにも気をつけたいところです。しかし、革靴に関しては「どれも同じに見える」という人もいるかもしれません。

そこで、スーツに合った靴の選び方、細かなデザインの違いが与える印象などについて紹介したいと思います。

スーツに合わせる靴の選び方(1)デザイン

まずは革靴の「甲の部分」の違いについて紹介します。靴で最も目立つ部分ですので、人によってこだわりも分かれるところです。

内羽式

革靴の種類は甲の部分で見分けることができ、その中で最もベーシックなタイプが「内羽式」です。紐を通す部分が皮と一体になっており、ビジネス用の革靴の多くはこのタイプになっています。比較的クラシックな印象を与える内羽式は、場所を選ばず使用できるため、一足は持っておくと便利でしょう。

外羽式

内羽式よりも若干カジュアルな印象を与えるのが、「外羽式」です。紐を通す部分に独立した革を使うことで可動域を広げ、窮屈感を解消している点が特徴です。

営業などの「革靴でよく歩く職種の方」には、特に向いているデザインといえるでしょう。活動的な印象もあるため、礼服を着るような場面では内羽式を選ぶほうが無難とされています。

モンクストラップ

外羽式の一種で「モンクストラップ」というタイプもあります。修道士(monk)が履いていたシューズと同じデザインであることからこの名前がつきました。

分かりやすい特徴は、紐ではなくベルトで止めることです。着脱が楽で、紐靴よりスタイリッシュな印象を与えます。しかしその分、フォーマル度も落ちますので、就職活動や冠婚葬祭では避けたほうがよいでしょう。

スーツに合わせる靴の選び方(2)つま先の形

革靴は、つま先部分の違いだけでも多くの種類があります。細かいことになりますが、ぜひ、状況に応じて使い分けてみてください。

ストレートチップ

英国調のクラシックなデザインで、つま先の革の切り替わりが、横一文字飾りになっていることが特徴です。落ち着いた大人の雰囲気を演出でき、どんな場面でも幅広く使えるタイプになります。

切り替え部にはメダリオン(穴飾り)があるものとないものがあり、ないものほどフォーマルに近づきますので冠婚葬祭に適しています。

ウイングチップ

つま先の革の切り替え部分が翼(wing)のように見えることが、名前の由来となっています。ブローグと呼ばれる穴飾りも特徴的で、日本では「おかめ飾り」ともいわれます。

16世紀ごろから使われているクラシックなデザインで、装飾が比較的派手に見えることから、冠婚葬祭にはあまり向かないでしょう。ビジネスシーンでも一般的にはなってきましたが、お固い職種や、服装にうるさい職場環境では眉をひそめられることもあるかもしれません。

Uチップ

上の2タイプよりも、少しカジュアル感が増します。つま先の切り替え部分にU字型の革片(チップ)を用いており、組み合わせるスーツの選択肢も幅広いです。

甲のタイプは外羽式が普通で、ゴルフ用シューズなどによく使われることからもカジュアルなイメージがあります。一方でドレス靴として履くのもアリとされていますので、オシャレ意識の高いビジネスマンには人気のデザインです。

 

では、ビジネスシーンで使う靴はどのように選べばよいのでしょうか。最後に、ポイントを解説していきます。

スーツに合わせる靴の選び方のポイント

最終的に、靴選びで大切なのはスーツと合わせたときのバランスです。派手で奇抜なデザインよりも、TPOに合わせたほうが結果的にオシャレに見えます。

色は黒か茶で決まり

ビジネスファッションにおける革靴の基本は、「紐ありの黒か茶色」と覚えておきましょう。黒色はスーツのデザインを選ばず、パリッと引き締まって見えますし、茶色は優しくオシャレな印象に見えます。

一般的には、黒系のスーツなら黒の革靴、グレーやネイビーなどの色彩が明るいスーツなら茶色の方が合うといわれています。その他の靴色はどんなにカッコよく見えても、カジュアルな場面のみにしておきましょう。

ローファーやスリッポンはNG

ローファーやスリッポンは、すぐに脱ぎ履きできるお手軽さが人気のデザイン。しかし、そのルーツは作業用の靴から来ており、ビジネスシーンでは好まれません。

ローファーは「怠け者」の意味で、中高生の指定シューズに使用されることも多いだけに、スーツと合わせるには少し子供っぽすぎる印象があります。時と場合をわきまえたオシャレにこだわるなら、アイテムに染みついたイメージは大切にしたいですよね。

基本はオーソドックスな革靴。スウェードやエナメルはNG

ビジネス靴は、オーソドックスな革靴が基本であることに議論の余地はありません。すなわち、スエードのような毛羽だった素材、エナメルのような光沢の強すぎるものはNGです。もちろんクロコダイルやヒョウ柄なども避けるべきでしょう。生き物の殺生を連想させるデザインは、フォーマルな場では好まれないからです。

状況に合わせてオシャレな靴選びを

靴のデザイン選びは迷うところですが、ビジネスパーソンとしてはTPOに合っているかどうかが印象を大きく左右します。どうしても迷ってしまうときは、「内羽式でストレートチップの黒」を選んでおけば間違いありません。「違和感を与えない靴選び」を心がけることで、あなたの魅力を足元から引き上げていきましょう。


和田

和田

東京在住のフリーライター。公務員からライターに転身し、転職サービスサイト、女性向けメディアなどで記事を執筆。自己実現、女性の活躍、美容健康にも高い関心がある。

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